JRAプラス10とは?
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計算結果が一致しました
投稿日時:2009/01/11(日) 02:08
今日のレーシングプログラムにレース番号ごとのデータがあったので、あわないレースを調べていたら原因がわかりました。私の単純ミスで同じ血統登録番号で2頭が登録されていたのです。
それで1件多いわけでした。
計算があわない
投稿日時:2009/01/07(水) 11:41
JRAのホームページに2008年の実績が報告になっています。
【2008年実績】 |
499件 | 2件 | 493件 | 4件 | 約12億円 |
※ただし著しく人気が集中したことで、計38件の「100円元返し」が発生。 |
私が計算したものと比べると、複勝式だけの計算が合わないのです。
私の計算では494件になっています。取り消しがあった場合などの票数の計算がおかしいのかもしれませんが。
開始第1週は人気になりすぎ
投稿日時:2009/01/04(日) 00:00
「JRAプラス10」が適用になった開始第1週は、複勝1番人気の馬に投票が過剰に集まっていました。
複勝オッズの計算が変わった2005年からの出走馬の複勝支持率を調べると、次のようになります。
支持率 |
2005 |
2006 |
2007 |
2008 |
70%台 |
|
|
|
1 |
60%台 |
1 |
|
|
1 |
50%台 |
29 |
14 |
13 |
3 |
40%台 |
327 |
279 |
338 |
3 |
30%台 |
1,221 |
1,192 |
1,125 |
8 |
20%台 |
2,832 |
2,843 |
2,865 |
32 |
10%台 |
7,450 |
7,620 |
7,544 |
104 |
0%台 |
36,075 |
37,030 |
36,903 |
594 |
▲複勝支持率の分布
2008年は開幕第1週の48レースだけの数字ですが、早くも50%以上の支持を集めた競走馬が5頭もいたわけです。第1週だけで前年の4割の数字になるわけですから、異常なことが起きていたわけです。
2日目のレース結果
投稿日時:2009/01/03(土) 00:00
その関係でしょう、初日に比べると、複勝馬券は次のように減っています。京都については、初日が売れすぎたという反動もあるでしょう。
|
2008年初日 |
2008年2日目 |
増減 |
中山 |
6,705,852 |
6,008,418 |
△10.4% |
京都 |
8,410,190 |
6,881,836 |
△18.2% |
▲2008年の初日と2日目の複勝売り上げ総票数
レース毎に見ると、次のように、大きな増減率の差が出ています。初日は、このような表を見て断然の一番人気の馬の複勝馬券がたくさん買われたレースがすぐにわかったのですが、2日目はどうでしょうか。
|
2007年 |
2008年 |
増加率 |
1R |
286,947 |
280,399 |
△2.3% |
2R |
240,059 |
356,574 |
48.5% |
3R |
290,657 |
395,886 |
36.2% |
4R |
204,208 |
378,011 |
85.1% |
5R |
370,151 |
443,464 |
19.8% |
6R |
283,849 |
298,535 |
5.2% |
7R |
362,561 |
436,638 |
20.4% |
8R |
388,657 |
303,434 |
△21.9% |
9R |
415,693 |
736,891 |
77.3% |
10R |
672,599 |
593,132 |
△11.8% |
11R |
1,781,116 |
1,155,801 |
△35.1% |
12R |
617,529 |
629,653 |
2.0% |
合計 |
5,914,026 |
6,008,418 |
1.6% |
▲2008年2日目の中山競馬の複勝票数
2007年の中山11Rは重賞レースでしたので、2008年の条件クラス特別戦では売り上げも落ちてきて不思議はありません。
しかし、4R、9Rなどで大幅に増えたので、全体としてはわずかの増加になりました。4Rは昨年が少なすぎたようです。
中山2日目の「100円元返し」の対象は、1R、5R、6Rですから、この表からはわかりません。初日の結果で、早くも競馬ファンの行動も変わったようです。
|
2007年 |
2008年 |
増加率 |
1R |
193,139 |
610,129 |
215.9% |
2R |
203,925 |
235,623 |
15.5% |
3R |
283,074 |
253,034 |
△10.6% |
4R |
223,845 |
194,093 |
△13.3% |
5R |
338,768 |
246,084 |
△27.4% |
6R |
271,636 |
327,268 |
20.5% |
7R |
362,781 |
459,092 |
26.5% |
8R |
307,582 |
372,696 |
21.2% |
9R |
516,838 |
872,103 |
68.7% |
10R |
618,082 |
781,941 |
26.5% |
11R |
994,002 |
1,563,173 |
57.3% |
12R |
829,861 |
966,600 |
16.5% |
合計 |
5,143,533 |
6,881,836 |
33.8% |
▲2008年2日目の京都競馬の複勝票数
京都については、昨年までの「100円元返し」の対象は、1R、7R、9Rです。
第1レースは複勝支持率が約69%で、これは、過去の上位15位にあたります。武豊騎手は、初日に引き続いて大量票数を集めたことになります。
第10レースから増えているのは、断然人気に関係なく、全体的に複勝馬券の購入者が増えてきたのでしょう。
2008年 |
中山2日目 |
京都2日目 |
||
オッズ |
払戻金 |
オッズ |
払戻金 |
|
1R |
(1.1) |
110 |
(1.1) |
(110) |
2R |
1.4 |
150 |
1.6 |
0 |
3R |
1.3 |
0 |
1.2 |
120 |
4R |
1.3 |
0 |
1.3 |
150 |
5R |
(1.1) |
110 |
1.1 |
120 |
6R |
(1.1) |
0 |
1.2 |
0 |
7R |
1.1 |
130 |
(1.1) |
110 |
8R |
1.6 |
0 |
1.4 |
0 |
9R |
1.2 |
130 |
(1.1) |
(110) |
10R |
1.3 |
140 |
1.2 |
140 |
11R |
1.5 |
0 |
1.2 |
0 |
12R |
1.3 |
0 |
1.3 |
0 |
|
|
770 |
|
970 |
▲2008年2日目の複勝1番人気の成績
2日目の中山競馬では3頭が「JRAプラス10」の恩恵で、昨年までは1.0倍のところを1.1倍のオッズでした。結果は1着、2着、9着で、2頭の払戻金は算式通りの110円で、プラス10の適用ではありません。
「JRAプラス10」の恩恵で1.1倍になった馬が4着以下になったのは、初日の京都競馬に続いて2頭目になります。
京都でも、「JRAプラス10」の恩恵で1.1倍になった馬が4頭いましたが、2着、1着、3着、1着で、4頭とも複勝馬券は的中になりました。その4頭のうち3頭が「JRAプラス10」の恩恵で110円になり、他の1頭は、通常計算での110円です。
前のページを見ると、京都も中山と同じで3頭ではないかと質問されそうですが、実は第9レースの2番人気も、「JRAプラス10」の恩恵で1.1倍でした、その馬が勝ってプラス10適用の110円になっているのです。
初日と同様に2日目も整理すると、次のようになります。
プラス10の適用で110円 |
京都1R、京都9R 京都9R |
人気薄の入線により110円 |
中山1R 中山5R 京都7R |
不的中 |
中山6R |
2007年 |
中山2日目 |
京都2日目 |
||
オッズ |
払戻金 |
オッズ |
払戻金 |
|
1R |
1.2 |
130 |
(1.0) |
0 |
2R |
(1.0) |
(100) |
1.4 |
0 |
3R |
(1.0) |
(100) |
(1.0) |
110 |
4R |
1.1 |
130 |
1.1 |
0 |
5R |
1.6 |
170 |
1.2 |
0 |
6R |
1.1 |
120 |
1.1 |
120 |
7R |
1.2 |
120 |
1.1 |
120 |
8R |
1.6 |
0 |
(1.0) |
110 |
9R |
(1.0) |
110 |
1.5 |
0 |
10R |
1.4 |
0 |
1.2 |
0 |
11R |
1.4 |
0 |
1.1 |
110 |
12R |
1.5 |
0 |
1.7 |
0 |
|
|
980 |
|
570 |
▲2007年2日目の複勝1番人気の成績
2007年の2日目は複勝オッズ1.0が中山で3頭、京都で3頭いましたが、「JRAプラス10」の適用を受けられた馬が2頭、正規の110円が3頭、不的中が1頭ということになります。
昨年も、断然人気で着外になった馬が1頭いたわけです。
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